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「え? ――……どうして?」
わたしはまだ自信ないのに、今日会ったばっかりの南ちゃんはそんな風に思えるんだろう?
ステージの上のオオカミさんを、いつものクールにも見える表情で見上げてる南ちゃん。
あ……。
もしかして、南ちゃんに気を遣わせてるの?
「南ちゃん、友達だからって、いいよ?
……気を遣わなくて……。
あんまりお似合いって感じじゃないのはわかってるから」
でも、南ちゃんを見上げてるわたしを横目で見て、鼻で笑う南ちゃん。
そしてステージの方を向いた。
「お似合いかどうかは、わかんないけど」
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