PROLOGUE
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君は、覚えているか。 嘗て自分達が互いに愛し合っていたということを。 あれだけ愛し合っていたのに、君はこちらを向いてくれなくなった。 これだけ愛しているのに、胸が張り裂けそうなくらい、君のことを思っていたのに。 もう1度、もう1度あの愛を取り戻したい。 いつまでも君の隣で笑っていたい。いつまでも君と一緒にいたい。 いつまでも、愛し合っていたい。 それが駄目なら……。
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