3人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
優子side
優子「今日から高校生か…楽そうだなぁ」
制服に袖を通しながらそんなことを言ってると、下の階から
優子母「優子?早くしないと陽菜ちゃん迎に行くんでしょ??」
優子「やっば!起こしてって頼まれたんだ!行ってきます!」
そう言うと優子は慌ただしく家を出て、少し離れた陽菜の家に駆けて行った
優子「おばさん!おはようございます」
陽菜母「あぁ優子ちゃん!ごめんね?陽菜まだ起きてなくて…………」
優子「気にしないでくださいよ!いつものことですし」
にこやかに答えた優子は陽菜の部屋に入り勢い良く布団を剥ぐ
優子「陽菜?約束通り起こしに来たよ!」
陽菜「……ん~…………ゆうちゃん~……布団返して~」
優子「ダメだってば、陽菜
もう七時半なんだから起きないと間に合わないよ?、それにそんなこと言って入学式もギリギリだったんだから」
陽菜「わかった……起きる…
ゆうちゃん制服取って~」
優子はやれやれという顔をして陽菜に制服を渡す
陽菜「ありがと……ふぁぁ~」
眠そうな顔をして、だらだらと着替える陽菜を急かす優子
優子「陽菜早くして!間に合わないから!」
陽菜「急いでるよぉ……出来た」
優子「早く行くよ!」
陽菜の手をつかみ走り出す優子
この日からこの二人のドタバタな高校生活が始まった
最初のコメントを投稿しよう!