第1章

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獣、病、様々なものが跋扈(ばっこ)する大陸、グリス。 そこの、ある農耕が盛んな町に妖狼を連れた行商人ロンが来ていた。 『よーダンナ久しぶりげすな』 話しかけてきたのは、雑貨屋な店主である。 『あぁ、まだ潰れてなかったのか』 『ひどいでげすな、ダンナ、そうだダンナ何か珍しいものなんか持ってないでげすか?』 『ん?そうだな』 ガサゴソ、ドラゴンのウロコぐらいかなと、言うと 喜んだが少し高いというので少し負けてやった。 『へっへっありがとうでげす、そういえば今、流行病があるので、ダンナも気を付けた方がいいでげす』 『そうか、分かった気を付けるよ、じゃあな、』 少し色々な物を集めに行っていたので、世情に疎くなっていたようだ。 『よし、じゃあ依頼でも見てみるか、いくよウルフ』
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