第1章

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電車に乗って帰るほうが早いけど、電車代節約のためにブーツで4駅分も歩いてしまって足が痛くて家に帰った途端にベッドにうつぶせに倒れこんだ。 「うぅ...痛い」 身体に残る男の感触を洗い流して、学校に行かなきゃ。 でも、動きたくない。 この感触を残したまま 眠ったら 好きな人に抱かれている夢でも見れるだろうか 「無理だっての」 自分の安易な発想にツッコミを入れてのそのそと浴室に向かって浴槽にお湯をためた。
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