柊 波留×立川 亮

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尻にももちろん黒い尻尾が生えていた。 これは俺の夢なんじゃないか?なんて思っていたら、いい匂いがしてテーブルを見ると朝ごはんが出来ていた。 「早く食べよ。」 そう言われて席につくと、立川は焼き魚を黙々と食べていた。 俺はそんな立川の耳と尻尾に注目していた。 くそ。可愛い……触ってみたい。 と顔を隠して悶えていると立川は食べ終わってソファで眠りにつき始めた。 その時の俺は性犯罪者のような目をしていただろう。とにかく触りたくてたまらなかった。 少しだけ触ってみよう…少しだけ…とその尻尾を掴んでみると、 「…んにゃッ!?」 猫のような声を出して、真っ赤な顔で起き上がる立川を見て俺の顔まで熱くなった。 そのままその尻尾をもふもふと触っていて気付いたことがある。 「ふぁっ…んんッ……にゃ、ぁ」 この尻尾は性感帯なのではないかという事だ。 口を抑えて声を出さないようにしている立川は俺を煽っているようにしか見えない。 「もっと声聴かせろよ。」 「…はっ…る、ッ…」 その薄い唇から甘い声が漏れるたびに俺のソレはどんどん熱を持っていく。
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