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第36話 安眠
禁忌の森を進むが段々アリスの顔色が悪くなる……
アリス「ここ、絶対通らなきゃダメなのぉ?」
アッシュ「うん もうひとつ、道あるけど、向こうも戦があるからね
まだ被害のないこの森通らなきゃダメなんだよ」
森に入ってから遠くから拳銃や剣と剣がぶつかり合う音
それらがたくさん聞こえてくる
たまに近くだったりしてハラハラするけど……
アッシュ「此方にも戦が押し寄せて来てるみたいだし、早めに抜けないとダメなんだよ」
アリス「あ~、騎士団へ帰りたい……
温かいお風呂、ふかふかなベッドぉ~……」
グチグチと言うがもう厄介になるわけにはいかない
出てすぐ、騎士団の方から爆音が聞こえた
……きっと巻き込まないために出発させたのだろう
エド「それにお前悟りが常にON状態だろ。戦なんかに入って色んな情報が来たら頭が混乱するだろうが
アリス「うぅー、もうなりかけなんですけどー(泣)」
リリィ「なら、滅してくる」
ユキ「危ないからやめてください(苦笑)」
槍を待って行こうとするのを両肩を持って引き止める。絶対止めければ行っていただろうが本当に危ないからやめてほしい……
ノア「つーか、此処魔法使えねぇんだし、敵軍と接触したらヤベーしな。早く行こうぜ」
アッシュ「それもそうだけど、迷子にならないでね。
炎も長くは使えないみたいなんだ」
アリス「えー……」
エド「少し使えるならまだマシだろ」
ノア「んだな。さっすが師匠っス♪」
アッシュ「誉めてくれてありがと」
けど、炎が使うなら夜の灯り程度にしたい……
結構辛いから
アリス「………ねぇ……」
アッシュ「どうしたの? 早く歩くよ」
アリス「もう……歩けな、い……」
アッシュ「アリス!?」
ドサリと倒れてしまった。
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