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服に穴が開いたくらいだけど本当にしそうでハラハラする(苦笑)
ようやく槍を退かしてくれた
レト「賑やかですね、アリス様」
アリス「あ、そうそう
今は″様″なんて付けなくていいわよ
アリスで構わないわ」
レト「ですが……」
アッシュ「いいんじゃない。アリスが良いって言ってんだからさ」
それでも何だか言いにくそうに目をキョロキョロさせる
アリス「嫌なら命令よ
呼び捨てしなさい、出来ないなら″さん″付けでいいわ」
レト「かしこまりました
ア、アリス……さん……」
アリス「よし♪」
満足そうに頷くとアッシュはまだ森の奥を睨む。目を細めて何かを探るような……
アリス「また何か来たの?」
アッシュ「うん。早めに行くよ
向こうの動きが予想以上に速いんだ」
恐らく戦いがこちらの方まで押し寄せているのだろう。もしくはこの使者を追い掛けて来たか……
アリス「わかったわ」
エド「ユキ、ノア、行くぞ」
ユキ「はい」
ノア「師匠、暇があれば修行しましょう♪」
アッシュ「暇があればねーww」
もし兵に見つかれば厄介になる。その兵士にアリスが神子と勘づかれることがあれば……
ただじゃ済まないかも知れない……
不安も抱いたまま、急いで森の中を進む
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