第40話 反撃

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まだ相手はやる気満々のようだ 「なら俺がお前を操り人形に……!!」 アッシュ「やめときなよ 僕にはあんた達の能力は効かないから それをよ~く理解した上でどうぞ」 「だ、だが、まだあいつが……」 ノアが相手をしていたデイン兵の方を向くと丁度殴り飛ばし終えたみたいだ 「ぐあああああっ!!」 ノア「師匠、終わりやっした♪」 ユキ「こちらも 私ではなくリリィがですが」 リリィ「汚い手で触んな(怒)」 グリグリと石附(イシズキ)で殴りながら馬乗り状態で身動きを封じる。その上に更にアリスも座って大あくびをしていた ……ふぅ……よかった。無事みたいだ アッシュ「″あいつが″何だって?」 「……っ」 アッシュ「君にチャンスをあげよう。僕に許しを乞えばいい まぁ僕よりもエド達に謝ってほしいけどね」 「ちっ……許してくださ……ぎゃっ!?」 渋々と謝るがアッシュは笑顔のまま、頭を踏みつけた。 アッシュ「君、態度ってものがあるでしょ? 頭を地面にめり込むほど土下座しないとダメでしょ あ、手本見せないとダメ?」 「え?」 「た、助け――」 頭を掴み、地面に思いっきり打ち付けた。骨が折れる音と潰れる音が響く それを見たデイン兵はガタガタと震えてアッシュを見る アッシュ「ほら、首が折れるほど全力で土下座してくれたよ」 「そ、そんなことしたら死ぬだろ!?」 アッシュ「ん?普通でしょ?」 エド「普通じゃない(苦笑)」 横から顔を出してきたエドはビックリしながら見た。抉り取られたアッシュの右目がある。再生したのか……? いや、だが抜き取られたのに…… エド「……お前、ホントビックリ人間みたいだな……(苦笑)」 アッシュ「アハハww」 笑っていたらデイン兵はエドにすがるようにしがみつく。 その行為にムッとしたアッシュは剣を握った デイン兵3「た、頼む!! 助け――」 アッシュ「あだっ!?Σ」 アリス「いい加減にしなさい!! もう決着ついたでしょうが!!(怒)」 アッシュ「ま、また槍で……(泣)」 一応怪我人なのにまさか容赦なく撲るなんて……(苦笑) エド「おいおい(苦笑)」 アリス「ほら、あんたもさっさと消えなさい」 「ひぃっ!!」 ダッシュで逃げていく。
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