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はぁ……とため息をしてアッシュはその場に座り込む
ノア「眼は大丈夫っスか?」
アッシュ「ボヤけてるけど見え…る……よ……」
エド「おい、大丈夫か!?」
ノア「し、師匠!!」
横に倒れそうになった所をエドが支える
状態をみたが気を失っていた。
アリス「……今回は無理をさせ過ぎたかしら……」
ユキ「今日はこちらで休みましょう」
エド「そう、だな……」
翌朝、ようやく目を覚ました。一晩中エドは看病していた為覚ましたことをアリス達に伝える
バッとテントにみんな入ってきた
ノア「師匠ー(泣)」
アッシュ「ノア……?」
アリス「よかった。無事みたいね」
アッシュ「あれ、もう朝?」
ユキ「えぇ、そうですよ」
水の入ったコップを差し出してくれたので目覚ましに飲むとおかげで目が少し冴えたけどまだ体が痛い……
エド「すまんがアッシュと二人で話がしたい
お前らは出ろ
アリス「……何かあったら言いなさいよ、行くわよ」
ノア「やぁー(泣)
アリスとユキに引っ張られながらテントからノア達は出ていく。二人になると少し気まずくなったのか、アッシュは目を合わせないでちびちびと渡された水を飲んでいた
初めに口を出したのはエドから
エド「痣は痛むか?」
アッシュ「うん、まぁね」
エド「あれから一晩経ってるのにな
魘されていたし……」
アッシュ「一晩も寝てたんだ。何もなかった?」
まだ心配をしている。自分のことよりもそんなに私達が大事なのか……?
エド「あの爆音お前がやったのか?」
アッシュ「うぅん。僕じゃない
……でもあのおかげて奴等に隙も出来て形勢逆転出来たんだ」
結果的に助かったとは云え、一体誰があんな爆音を……
戦いの音、とは違い人為的にやられたモノとしか思えない。
エド「あと、その……すまない……。眼を……」
アッシュ「いいよ。ほら、こうやってもう治ってるんだよ?
それに君達が無事だったからよかった。ノアも頑張ってくれたからね」
何故怒らない。怒ってもいいのに
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