第42話 苦しみ

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中に入るとお婆さんがウトウトしながら店番をしている ユキ「あのぉ……すいません、部屋を借りたいのですが……」 「んん~……? あー、それなら一部屋しかないんじゃ それでもいいなら貸しとくよ」 七人もいるのに部屋もベッドも足りないだろうに…… アリス「……まぁ、他に宿はなさそうだしね……」 アッシュ「ベッド足りない時は布団とか出る?」 「出る」 アリス「じゃあ頼むわ」 「んじゃ二階の広い部屋じゃよ 布団はあとで取りに来てくだされ」 ユキ「わかりました。ありがとうございます」 頭を下げて言われた部屋へと向かった。 確かに広いけど…… アッシュ「七人じゃちょっと辛いね、これは(苦笑)」 ユキ「ベッドが2つかぁ…… どうします?」 アッシュ「女性と病弱な人はベッドでww」 エド「病弱は私か(怒)」 アッシュ「もちろん(笑)」 胸ぐらを掴まれて首もとに大鎌を添えられた。 さすがに危機感を感じて謝る 舌打ちをしながら解放はしてくれた(苦笑) エド「私は別に床でも構わん 布団あるのだろ?」 レト「私も床で構いませんが……」 アリス「レトがベッドでいいんじゃないの? つかさ、布団まさかの二つしかないわよ(笑)」 アッシュ「人数間違えてるよね……お婆ちゃん(苦笑)」 結局話し合いの結果ベッド2つだけど二人一緒でも寝れるだろうとアリスとリリィ、レトとユキがベッドになって残りの三人は布団で寝ることにした エド「まぁ、寝袋があるからそれでも事足りると思うがな」 ノア「たまにしか布団で寝れねぇしいいじゃねぇか」 エド「あっそ」 布団は2つのみだった為、エドとアッシュが同じ布団。普段から二人とも同じテントなので抵抗がない事からだ アリス「さて、とりあえず寝るわよ。おやすみー」 ユキ「とりあえずで済ませましたね(苦笑) あ、狭かったら言ってくださいね 退きますから」 レト「いえ、なんかすいません(苦笑)」 気遣いを互いにする二人にみんな思わず笑う
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