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第44話 雪山
大きい雪山なら大変らしいがこれくらいの小さな雪山なら三日で越えられるらしい。が、それでも雪山は雪山。くそ寒いったらありゃしない
しかも吹雪来たら絶対に凍る……マジで
ノア「寒いッスね……」
アッシュ「そう? 僕はへーきだよ♪」
ノア「マフラーだけで本当に大丈夫っスか?」
アッシュ「一応、元の服が長袖だし大丈夫だってばー(笑)」
雪道を普通に歩いて行き全然平気そう。つーか何であんなに元気なのだろうか……
あ、とアリスが手を叩く
アリス「バカは風邪引かないって言うじゃない」
アッシュ「泣くよー、アリスー。まぁ、事実だけどさぁww」
ユキ「認めちゃダメですよ(苦笑)」
アッシュ「諦めが肝心さ(笑)」
エド「ただ単にめんどくさいだけだろ(怒)
バカの領域越えてドバカだな」
寒さで若干イライラして悪態をつく。そんなことお構い無しに笑いながら照れる
アッシュ「いやぁ♪ それほどでも~(笑)」
エド「誉めてない!!(怒)
ぶっ!?」
アリス「雪と言えば雪合戦でしょ♪」
エド「あのなぁ……(怒)」
アリスまで元気に投げたよ。雪玉作って投げはじめてそれに続くようにアッシュも投げる
それは綺麗にユキの元へ
ユキ「うわっ!? ちょっとやめ…
いっ!!?Σ」
リリィ「ふん!」
大量の雪玉を雪に向けて投げつける。
いや、あんな大量の雪玉どうしたのかと思えばせっせとアリスが作り、それを投げまくっていただけのようだが、その量が異常すぎる(苦笑)
が、さすがにやり過ぎれば最悪危険なのでエドの一喝が飛ぶ
エド「やめんか!! 雪崩が起きるだろうが!!(怒)」
アッシュ「やーだー♪」
アリス「エドもやりましょー♪」
エド「こいつら……(怒)」
ぐだぐだだらだらの山登り
よいこは真似してはいけません。(そんな機会滅多に無いと思うけど)
* * *
吹雪が来たので丁度よく見付けた洞窟で休むことに
そのついで、あんな普段着でウロウロされると此方が寒く思うので着ぐるみを着せることにした
アッシュ「これ着なきゃダメ?」
アリス「見てるだけでこっちが寒いし
ないよりもいいじゃないのよ」
エド「着ぐるみ、まさかの使い道……」
ユキ「アハハハ……(苦笑)」
渋々着ぐるみを着ると暖かい。そして何故かフードには耳もあり尻尾もある。たぶん猫か?
黒猫なのだろう。
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