第37話 悟りでの苦悩

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アリスは逸らしていた顔をあげてこちらを見るとボソリと答える アリス「今日一日も保ったら……考える」 アッシュ「うん♪ じゃ、こっち向いて」 アリスの両耳元辺りに手をおいて何か呪文らしき言葉を唱える。温かい光がポォッと出てきた 光が消えるとアッシュは手を離す アッシュ「どう?」 アリス「………っ!! 聴こえなくなった……!!」 アッシュ「ちゃんと返すから安心してよね」 アリス「うん♪ ありがとうー♪」 ムギューッと抱き付いてアッシュの頬に頬擦りする。苦笑しながら背中をポンポン叩く アッシュ「どういたしまして♪ さて、みんなを起こそうか。もう日も上ったみたいだし」 アリス「そうね じゃ、これで起こすわよ」 キラーンッと目を光らせ、何故かバカデカイバズーカを取り出す いや、不発弾だろうけど……危ない(苦笑) アッシュ「なんか懐かしいものを……(苦笑) まさかそれで起こす訳じゃないよね?」 アリス「おほほほ そのまさかでござんますわww」 引き金を引くとサイズに似合う爆音が(苦笑) 思わず耳を塞いでビビる 案の定キレたエドがテントから出てきた エド「うるさい!! 朝から大きな音を出すな!!(怒)」 ユキ「な、何ですか……? 今の音……(苦笑)」 恐る恐るユキはテントから顔を出す。一緒にいたノアは不機嫌そうに出てきた ノア「るっせェんだけど……。てか、まだ眠ィし……(怒) どわっ!?Σ リリィ「おはよ、アリス」 ノアを押して、リリィがいつも通りの様子で挨拶をしてくる。押し倒されたノアはリリィと喧嘩を始めてしまった アッシュ「……効果抜群だねぇ……(苦笑)」 アリス「ハハハッ」 全員起床を確認した後、朝食を済ませ、旅続行 森の中を警戒しながら奥へと進む アッシュ「あんなでかい音だしちゃったけど 大丈夫なのかなぁ(苦笑)」 エド「お前がどうにかするだろ」 アッシュ「僕任せにされても困るよ(苦笑) って、ちょっとアリスー!早く行きすぎだよ 迷子になるよー?」 ルンルンと上機嫌のアリス。どんどん先に進んでいく
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