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アリスは逸らしていた顔をあげてこちらを見るとボソリと答える
アリス「今日一日も保ったら……考える」
アッシュ「うん♪ じゃ、こっち向いて」
アリスの両耳元辺りに手をおいて何か呪文らしき言葉を唱える。温かい光がポォッと出てきた
光が消えるとアッシュは手を離す
アッシュ「どう?」
アリス「………っ!! 聴こえなくなった……!!」
アッシュ「ちゃんと返すから安心してよね」
アリス「うん♪ ありがとうー♪」
ムギューッと抱き付いてアッシュの頬に頬擦りする。苦笑しながら背中をポンポン叩く
アッシュ「どういたしまして♪
さて、みんなを起こそうか。もう日も上ったみたいだし」
アリス「そうね じゃ、これで起こすわよ」
キラーンッと目を光らせ、何故かバカデカイバズーカを取り出す
いや、不発弾だろうけど……危ない(苦笑)
アッシュ「なんか懐かしいものを……(苦笑)
まさかそれで起こす訳じゃないよね?」
アリス「おほほほ
そのまさかでござんますわww」
引き金を引くとサイズに似合う爆音が(苦笑)
思わず耳を塞いでビビる
案の定キレたエドがテントから出てきた
エド「うるさい!! 朝から大きな音を出すな!!(怒)」
ユキ「な、何ですか……? 今の音……(苦笑)」
恐る恐るユキはテントから顔を出す。一緒にいたノアは不機嫌そうに出てきた
ノア「るっせェんだけど……。てか、まだ眠ィし……(怒)
どわっ!?Σ
リリィ「おはよ、アリス」
ノアを押して、リリィがいつも通りの様子で挨拶をしてくる。押し倒されたノアはリリィと喧嘩を始めてしまった
アッシュ「……効果抜群だねぇ……(苦笑)」
アリス「ハハハッ」
全員起床を確認した後、朝食を済ませ、旅続行
森の中を警戒しながら奥へと進む
アッシュ「あんなでかい音だしちゃったけど
大丈夫なのかなぁ(苦笑)」
エド「お前がどうにかするだろ」
アッシュ「僕任せにされても困るよ(苦笑)
って、ちょっとアリスー!早く行きすぎだよ
迷子になるよー?」
ルンルンと上機嫌のアリス。どんどん先に進んでいく
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