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呼び止められた本人は振り向いて高々と手をあげて笑顔で手を降る
アリス「大丈夫大丈夫ー♪」
エド「いつもハイテンションが更にハイだな……(苦笑)」
アッシュ「いいんじゃない、たまには♪」
エド「あのなぁ……(苦笑)」
頭を抱えるエドだがアッシュは笑顔で続ける
アッシュ「アリスは久々に静かで聞こえないのを楽しんでいるのさ
今くらい良いと思うよ?」
エド「どういうことだ?」
疑問に答えるため、朝の出来事をエドに説明する。一瞬驚くが″お前のことだから不可能を可能にしそうだな″と言われた
まぁ、簡単なことなんだけどね
エド「悟りを持っていてお前は大丈夫なのか?」
アッシュ「何を言ってるのさ。僕は奪ってないよ」
エド「は?」
アッシュ「彼女は思い込みが激しいみたいでさ
ほら詐欺師っていうかな?騙して欺(アザム)くじゃない。詐欺師ってさ
それと似たようなことをしただけさ」
エド「?
じゃあお前はアリスの悟りを奪った訳じゃなく……」
アッシュ「ちゃんと彼女自身で悟りをOFFにしたってこと」
常に聞こえていることに目を背けれない彼女に″嘘″で奪ったと言った
そうしたら彼女は悟りを無くなった。聞こえないと思ったのだろう。信用してくれて尚更だ
アッシュ「ちゃんと力を制御出来るのに出来ないと決めつけちゃってるから苦しいんだよ
気付いたら簡単なものさ」
エド「……それ、アリスに言わないのか?」
アッシュ「まだ言わない。言ったら怒るしまた同じようになりそうだからさ
森を出たらネタバラしするよ」
エド「そうか」
騙すことは、嘘をつくのは得意だから出来た事なのだろう
もしエドが制御出来ることに気付いていたとしても嘘をつくことはしない。ある意味じゃ適任だったのかも
とりあえず、森から出るまで……
嘘とバレないようにしないと
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