第2章現在
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「そうだったのか?」 「うん。昔ね、言ってた。高校までが自由なんだって… だけど、卒業後も桜河に居たのは、凛太郎の為だったんじゃないのかな?」 「俺の?」 「ちゃんと、信頼できる人に受け渡ししたかったんだと思う」 知らなかったな。そう思ってくれていたとは…そのおかげで、今の俺があるんだと思う。
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