0人が本棚に入れています
本棚に追加
朔ちゃん朔ちゃん大変!夏海寝坊しちゃった!遅刻してしまうよ~!
夏、お前髪ボサボサで………。
僕のパジャマがまたこれダボダボで。
なんつーか歯磨きしながら夏が慌て過ぎ。
いつも思うのだかが、取り敢えず女子なのだから男の支度とは違うだろうに。
僕がいくら起こしても自力でギリギリにならないと起きないし。
「がんはる。らいろーふ。まにはふ」(頑張る大丈夫。間に合う)
「らいろーぶらから気にすぶるな」(大丈夫だから気にするな)
ブクブクッとうがいをしたかと思うと。
「ゴメン。朝メシつくれなかったよおぉーっ!」
夏はこんな風に時たま口が悪く女の子とは思えない素振りを見せる。
はぁ。
やべっ!夏にかまっていると途端に時間が短く感じるのは僕だけなのだろうか。
余裕を持って早く身支度せい!と心から毎日そう思っています。
だって同じ会社に勤めているのに。取り敢えず女子なのに。
何だろうか。
この粗い感じ。
でも別の一面として夏は………。
夏海と言う通りとても健やかでキラキラでサラサラで、あ!遅刻してしまう!
「夏!早くしな!」
「エヘっ!メイクは会社でするー」
男より勇気あんな。
コレが僕の彼女です。
もっともっと聞いてくださいね!
最初のコメントを投稿しよう!