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明かり一つない、暗い地下室は牢獄となっており……
普段ならば魔女狩りによって告発された者達を投獄し、あやゆる拷問を与える場所だが……
今は、ルガーの私的な場所として使われていた。
地下牢の奥には、鎖に繋がれた美しい青年二人がいる。
ルガーの姿を見付けると、憎悪と怨みに満ちた眼差しで睨み付けた。
碧色の髪で、意志の強い碧色の瞳、黒いコートは無惨に引き裂かれ、手足は鎖で繋がれており……
身体中は精液まみれで、秘部には蝋燭が混入されており……
蝋燭の火が燃える度に、蝋が溶けて秘部や太ももに垂れ……
「ぁっ……はぁ……んぅっ……くっ……」
くぐもった呻き声を上げ、自分の意志とは裏腹に襲い来る快感に身を捩らせている。
青年の名は、ベルゼブブ。
魔王ルシファーの右腕であり、魔界に君臨する最高位の悪魔だ。
そして……ベルゼブブの隣に繋がれているのは……
白銀色の腰まである長い髪を垂らし、白銀色の瞳で、中世的な白い服を着た美しい青年。
ベルゼブブ同様に、白い服は引き裂かれ、秘部には鞭が混入されており、口には猿轡を噛まされ、涙を流しながらルガーを睨み付けていた。
彼の名は、ラファエル。
大天使ミカエルの親友であり、心優しい天使だ。
ベルゼブブとラファエルは、ベルゼブブが堕天し魔界へ堕とされる以前からの恋人同士だ。
「グフフ……いつ見ても美しい……どんなに美しい女や男を抱いても……お前達には敵わん」
薄気味悪い笑みを浮かべ、ベルゼブブの頬に触れる。
「汚らわしい……手で俺に……触れるな!!」
ベルゼブブは、快感に抵抗しながらも、ルガーに言い放つ。
「良いな……その強気な態度……余計にそそられる」
ルガーは、ベルゼブブの態度に興奮すると無理矢理口付けをする。
「んっ!?はぁっ!あっ……!」
いきなり口付けをされ、しかも舌を入れられ驚くが、秘部に混入されている蝋燭を出し入れされ……
快感にベルゼブブは嫌でも、正直に反応してしまい恋人の前で醜態を晒す自分が恥ずかしくて涙を流す。
「んん~!!ん~!!」
鎖をガシャガシャと鳴らしながら、ラファエルはルガーに声に鳴らない叫び声を上げるが……
「ふっ……うっ……」
秘部に混入されていた蝋燭を引き抜かれ、ベルゼブブは甘い吐息を洩らす。
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