第一章 理性

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風が温かく夏の季節の面影がまだ残っている。 とっくに夏は終わっている。 時期は九月の中旬 俺は今県立梨ヶ岳高校の屋上に寝転がっている。 時間帯は教室で授業をしてる頃だが 勿論は俺はサボリ途中。 別に学校が楽しくないとか、俺がグレてるとか そういうわけじゃない ただ、 ただ.... 生暖かい風が心地よく感じながら憂鬱な気分になる俺はまぶたが重くなっていき目を閉じる。 余計な風の音も遮断し眠りにつく.... ______________。 「..........ん......」 どのくらい眠ったのだろうか 目を覚ますと 俺は保健室のベッドの上で毛布にくるまっていた 屋上にいた筈なんだが....
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