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それから何度か共通の友人と共に、会って雑談をする事が出来、
一馬くんの事や病気の彼女の事も分かった。
たまに、一馬くんの彼女の病院へ一緒にお見舞いに行く事もあって、彼女にも怪談話などを話機会も増えていった。
しかし、私の仕事も忙しくなってきて、一馬くんとは少しづつ疎遠になってきてしまった。
1、2ヶ月ほど過ぎた頃、共通の友人から、一馬くんの彼女が亡くなった事を聞いた。
友人には、よろしく伝えて欲しいと頼み、通夜や葬式には行く事は出来なかった。
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