メイク・オブ・ダンジョン覇道編

新たなダンジョン

「はぁはぁ・・・あの変態」

「お疲れ様ですコア。さて、さっそくですが、久々に召喚ですよ。」

息絶え絶え、衣類が乱れたコアが入ってくると瑠璃姫は苦笑し出迎えた

「わかりました。ただマスターのポイントが莫大ですので消費ポイントチェックとかそういったのは省略可能ですが」

「確かこの間チェックした時は億単位ありましたしね。それでいいですよ」

「マスターが使わなかったからポンポン溜まりますからねぇ。わかりました。それでなにを召喚しますか？」

はは、と苦笑しているコア

瑠璃姫はずいぶんと成功したようだ。

ルルイエを調査している間、暇を見つけては魔富士や孤島、ルルイエで生産し余った物資をコアマーケットのオークションで販売していた。

ミスリルやコランダム、ルビー、サファイア等の希少鉱石、海産物、銃や砲

特に希少鉱石は高く売れた。

スライムから排出されたものなのだが、アスラたちのように過剰な進化をさせたスライムは珍しいらしく、掘り出されたものが出るだけ

ほぼ瑠璃姫がシェアを独占していた。