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瑠璃姫がコアのいる部屋へ戻ると、大きな机といくつもの椅子、そしてなにもない壁にゲートができていた。
「マスター、すぐにいなくならないでください。」
「まぁまぁ。それよりビンゴでしたよ。」
「ということは・・・」
コアに頷く瑠璃姫
「彼女を呼びましょう。人間であるにも関わらず自力で古代文明にたどり着く技術を持つに至ることができた彼女を」
「ではさっそく使いを出しましょう。アスラでよろしいですか。」
「はい。護衛でミスリルナイト、コランダムスライムを着けなさい。」
「了解しました。」
一礼し、念話で指示を出すコア
瑠璃姫は頷くと今度はワカバのほうへ向かった。
『あれ?どうしたのマスター?』
ワカバから声が聞こえ、瑠璃姫は答える
「客人が来ます。食糧庫を開放しますよ。」
『おー。あのでっかい海老とか魚使うんだね!楽しみだなぁ!』
「ワカバはホントに料理するのを見るの好きですね」
『見るしかできないけどねー』
「ふむ。ワカバにも端末体を用意しますかね」
『やった!楽しみ!』
瑠璃姫はワカバの声に微笑みながら船内へ入った
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