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「化け物が狂人に殺された!?」
「誰が狂人だ、こんな美少女捕まえてさ」
青年の言葉に不機嫌になるクォーツ
虫の緑の体液を、それも刃に付着したそれを舐めるのは誰がどうみても狂人の行為だが
「い、いや若。助けてもらったのは事実ッス。礼を言わないと」
「いや狂人だよ!?」
「勇者だってばー!」
「で、どうして連れてきた?」
青年とジュンジを連れてダークスの元へ戻ってきたクォーツ
「もちろん!ボクが女勇者と証明するために!」
「なら触手に巻かれてこい」
さらっと流すダークス
そして座る二人を見た
「で、あんたらなんなの?雑魚なの?死ぬの?」
「ひ、ひどい!」
さけぶ青年を制止ながらジュンジが話す
「おれはジュンジ・アラカワ、こちらのジロウ・オーサカ様の護衛ッス」
「そういやオーサカの王族は国名名乗るんだったか。」
「ねー。触手に巻かれてってどう「黙っててくれクォーツ」むー」
いきなり会話を遮ったクォーツをまたもや流すダークス。
クォーツは頬を膨らませ不満を露にした
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