機人という存在

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「どう思います?」 「取り合えず『至極の』ってのが歪曲して伝わって四極となったのは分かった」 ダンジョンルームにてラジカセを聞いていた瑠璃姫、アルガ、シルフの三人 エルとレムが掘り進んでいると地中から金庫を発見、ドアを破壊して開けると中からラジカセとノートパソコンを発見。 ノートパソコンは完全に沈黙していたが、ラジカセは動いたのでアルガも呼んできいてみたのだが 「うーん。博士とやらの他にもう一人いたようだけど声が小さくて聞こえないわね」 唸るシルフだが瑠璃姫はそれよりも気になることがあった。 「ルルイエの他に同様のものがあるようですね。空中空母は依然見せていただいたものでしょうが、陸上母艦と潜水艦が気になりますね。」 「水中といえばレヴィか。なにか知らないか聞いてみるとしよう。」 瑠璃姫に頷くアルガ。 「アルガさん、っていったかしら?この板はどうやればいいの?」 「ん、そうだな。充電すれば使えそうだが・・・以前同じものを拾ったことがあるが旧文明の遺産だからな。俺も詳しく知らん。」 ノートパソコンを拾い眺めるアルガ。 軽く振っていると一部が吹き飛び、円盤が飛び出して破片と共に瑠璃姫へ飛んでいく。 「なんですかねこれ」 瑠璃姫は円盤をいともたやすく指二本の間に挟んで受け止め、破片は影を操り払った。 「「おー」」 思わず拍手する二人だった
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