1770人が本棚に入れています
本棚に追加
「これはなんですか?」
瑠璃姫はその円盤を眺める
それは反射が強い材質のようで輝いていた。
「それは記録媒体だな。多分そこの装置で見れるだろう。貸してみな」
「はい。」
瑠璃姫はそれをアルガに渡し、アルガはそれを持って備え付けられた装置へ行き起動させる。
機械音と共にアルガが色々弄る音が聞こえる。
しばらくすると大画面に様々な映像が流れた
それを見たアルガとシルフは歓喜した。
「すごい!」
「これは・・・設計図だな」
それは幾つもの線で描かれたもので一機の機体が表示されている。
『試作型』と書かれたそれは人型のロボットだった。
「こいつは解析すれば他にもデータが表示出来そうだな。」
「瑠璃ちゃん瑠璃ちゃん!この子作りたい!」
「いいですよ。まずは一機作りましょう」
興奮するシルフの言葉を快諾する瑠璃姫
「エル、レムのお蔭で色々材料集まりましたからね。製造はお任せしますよ」
「いやったぁぁぁぁ!」
シルフは歓喜しながら走っていく。
「さて、僕はコア製造の様子を見に行ってきますね。」
「おー。こっちは任せろ」
瑠璃姫もアルガに一言かけて部屋から出た。
最初のコメントを投稿しよう!