機人という存在

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「これはなんですか?」 瑠璃姫はその円盤を眺める それは反射が強い材質のようで輝いていた。 「それは記録媒体だな。多分そこの装置で見れるだろう。貸してみな」 「はい。」 瑠璃姫はそれをアルガに渡し、アルガはそれを持って備え付けられた装置へ行き起動させる。 機械音と共にアルガが色々弄る音が聞こえる。 しばらくすると大画面に様々な映像が流れた それを見たアルガとシルフは歓喜した。 「すごい!」 「これは・・・設計図だな」 それは幾つもの線で描かれたもので一機の機体が表示されている。 『試作型』と書かれたそれは人型のロボットだった。 「こいつは解析すれば他にもデータが表示出来そうだな。」 「瑠璃ちゃん瑠璃ちゃん!この子作りたい!」 「いいですよ。まずは一機作りましょう」 興奮するシルフの言葉を快諾する瑠璃姫 「エル、レムのお蔭で色々材料集まりましたからね。製造はお任せしますよ」 「いやったぁぁぁぁ!」 シルフは歓喜しながら走っていく。 「さて、僕はコア製造の様子を見に行ってきますね。」 「おー。こっちは任せろ」 瑠璃姫もアルガに一言かけて部屋から出た。
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