事の始まり

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ルルイエ マスター執務室 「という訳で二人にはアキラさんの後任として勇者になっていただきます。理由はお分かりですね。」 「どうしてそうなった!?」 「わけがわからないよ」 呼び出された瑠璃姫に唖然とするダークスと苦笑するクォーツ 「我々がルルイエを解析するために一年近くかかりました。が未だ不明な部分が多くまだアルガさんにも協力してもらっている次第です。その間にトーキョで少し問題がありましてね。」 「え、なにかあったの?」 心配そうなクォーツ 尚クォーツはこの一年でまた成長しており、見た目は十代半ばというところである 因みに二つの果実も控えめながらに成長しており、よくコアから恨みがましく見られていた。 「ええ、アキラさん。勇者王を経て再びアキラさんが勇者を行うことにしてましたが、すこし問題がありまして・・・というかアキラさんに問題が発生しまして」 「母さんに!?」 勇者アキラはこの世界最強の人間(?)である。そのアキラに問題・・・それもクォーツとっては母親だ。心配になる 「どうやらご懐妊とのことですよ」 「あンの色ボケ夫婦!」 「おま、自分の親になんてことを」 思わずクォーツが突っ込んだ
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