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そんな土地にやってきたサファイア
ワイバーンと別れて着地する
「確か洞穴が・・・」
そう呟きながら辺りを散策、数時間に渡り歩き続けた。
そして溶岩の中を悠々と溶岩の中を泳ぐドラゴンに出会った。
真っ黒な岩のような甲殻を持つそのドラゴンはサファイアに気づくと話しかけてきた。
「ほう、お前さん里のもんじゃないな」
「見てわかるのか？」
「里のドラゴニュートはもう百にも満たんからな。顔はすべて覚えている。いや十もいないか。」
そう聞いたサファイアは少し驚いた。
ドラゴンの口振りからするとドラゴニュートたちが数を減らしているようだ
なによりサファイアの記憶ではそれなりの数がいたはずだったのだ。
「なにかあったのか？」
「疫病だよ。一番若い世代以外、もう死滅したな。その若い世代も他のドラゴニュートを探しに里を離れていた。確か君と同じ年の者が多いな」
(まさか虐めてきたあいつらか？うわぁ・・・行きたくねぇ。だが行かねばマスターになにされるか？)
「アンタ、里への入り口知ってるか？案内頼みたいが」
「構わんよ。餓鬼どもも喜ぶだろう。」
ドラゴンは快諾すると、溶岩から出て先導し歩き出した。
サファイアはそれに続く
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