最終話 俺が何をした!?

10/12
1768人が本棚に入れています
本棚に追加
/292ページ
「ダークス、姫姉さんは?」 「音沙汰がないな。」 即答され涙ぐむクォーツ 「もう、会えないのかな」 大好きだった彼女にはもう会えない 「コアも言ってたろ。次元の間に消えてしまったと」 あの日から、念話すら通じない。 一番瑠璃姫とつながりのあるコアが言った言葉だけが唯一の瑠璃姫の情報だった。 「それよりもケーキを食べよう。」 「ケーキ?」 ダークスに言われ、机を見ると乳白色のショートケーキが二つ置かれていた。 だがクォーツは見覚えがない。 さっきまではなかったはずだ。 「侍女さんが持ってきたのかな?」 「きっとそうだろ」 二人は席につき、フォークを手に取る 「「いっただきまーす」」 まずは一口でダークスが食べた 「・・・がは」 その瞬間気絶した 「え!?」 驚いたクォーツはショートケーキの生クリームを指先に乗せ、舐めてみた 「うぇ・・・これ、ねりからし練り込んである。よくみたらイチゴじゃなくて唐辛子だし」 クスクス笑い始めたクォーツ こんなこと、するのは一人しかいない。 「帰って、きたんだ!いきなりご挨拶だね!」
/292ページ

最初のコメントを投稿しよう!