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その日の朝は、いつもと変わらない朝だった。
ピッピッピ、ピッピッピ、ピッピッピ
目覚まし時計のアラームが部屋中に鳴り響き、朝だと教えてくれる。
俺はもぞもぞ動いて布団から出て目覚まし時計のアラームを止めた。
「ん~~~~~っ」
カーテンを開けて固まった体を思い切り伸ばし若干寝惚けている意識をスッキリさせる。
ピッキーン
「……放課後に何か大きなことに巻き込まれると俺の勘が訴えている。これは気を付けないと!」
窓越しから空を見上げそう呟き2分程空を眺めた後で窓を閉め、ハンガーに架かっている制服と鞄を取って自分の部屋を出るのだった。
ちょっと切りが良いので此処で軽く皆さんに自己紹介します。
俺の名は八神虹次(やがみ こうじ)。
二女一男の三人暮らしをしている八神家の長男であり、海鳴市内の私立大学附属の高校に通っているただ普通の高校一年生だ。後、俺には良い意味でも悪い意味でも百発百中必ずしも当たる他称・天性の勘っていう直感がある。
取り敢えずよろしく。(^-^)/ノシ
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