~プロローグ~

2/2
前へ
/4ページ
次へ
僕は君の名を知っている。 君は僕の名を知っている。 僕は『天城ハルト』 君は『天羽イリナ』 『ふたつの天』は互いに交わり…。 やがて『世界ノ終焉』を招くだろう……。 しかし、『ふたつの天』は世界を壊してでも互いを欲するだろう…。 そして、その『愛』は『世界ノ創造』を招くだろう。 終焉と創造…どちらかを招くか…あるいは、その二つを招くか…今から始まる『ふたつの天』 その『ふたつの天』を見守る『四人の賢者』 『アマツノカミ』に愛された6人に起こる数奇な運命…。 僕はこの物語を知っている。 君はこの物語を知っている。 僕たちは生きる。 君たちは走る。 その運命の先にあるものを掴むために。 その未来が希望か、絶望かを確認するために。 だから君は唄う…『天使ノ唄』を。 だから僕は指揮をする…『最後ノ天使』として。 さぁ始めよう…僕と君の『愛ノ物語』を……。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加