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薬のおかげか子猫の威力かはわかりませんが、その表情はふにゃりと微笑みを浮かべ幸せそうです。
次に目を覚ます時にはきっと、まーの大好きな副隊長三人がすぐ傍にいて……優しく、心配そうに声をかけてくれることでしょう。
「まー、大丈夫? 具合はどう、少しは良くなった?」
「まー、何か食いたいもんあるか。欲しい物は?」
「まー、心配。やっぱり午後、学校休む。ここにいる」
そんな三人を見てもしかすると少し困ったように、けれど嬉しそうにふにゃりと笑いながら、まーは言う筈です。
「えへへ、ありがと……永太くん、亮平くんも久司くんも。いっつも僕の傍にいてくれて、三人ともすっごくすっごく大好きぃ///」
番外編【風邪を引いた、まー。】 終
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