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だが彼等の中心に俺の愛しい『まー』が居て、会長の膝に座らされ、双子書記にケーキを食べさせて貰ったり副会長から紅茶のおかわりを手渡されたり、チャラ男会計が「会長だけズルイ~」と横からまーに抱きついたり――
「ふ、ぅ……ヤ、くすぐったいです……っ」
「うわ~その反応、可愛い♪」
「おい。まーから離れろ、このチャラ男が」
「「えー? 会長こそいい加減まー君を離したらぁ」」
「ひぁっ///」
「ケンカしながら何処触っているんですか。大体まー君は私の親衛隊長なんですよ?
膝の上に乗せるなら当然、私が最優先でしょう。ねえ、まー君」
「は、はい?」
(((( チッ ))))
なな何で、こんな状況!?
てか生徒会の奴らいつの間に『まー』と仲良くなりやがった。
ハッ、もしや既に喰われたりしてないよな、まーッ!
バーンッ ドゴッ 「おぶっ!?」
「失礼します、まーが無理矢理ここに連れ込まれたって聞いたんですけど」
「大丈夫か、まー!」
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