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「そうですか、うちの隊長をわざわざ預かって頂きありがとうございました。ですがこれから親衛隊会議もありますので、うちの大事な隊長を返して貰いますね」
「え~? 何で返さなきゃならないの。君達だけで楽しく会議でも何でもやっとけば~」
「「そうだよ。うちの隊長、だなんてわざとらしく言っちゃってさ。まー君はまだ僕らと遊ぶんだし」」
ものすごい笑顔の亮平に、双子書記とチャラ男会計が反論。
うわっ視線の中央で火花が散ってるし、そらもうバチバチッ。
「あ、あの! やっぱり僕、そろそろ帰」
「君達は私の親衛隊なんですよね。なら私の気持ちを優先すべきじゃないのかな。ちなみに私はまだ、まー君とお茶を飲んでいたいのですが?」
「……チッ……死ね」
おおぉい、犬のふりした久司の野郎が最後に小声でボソッと本音を言いやがったぞ。
お前これっぽっちも副会長の事、好きじゃないだろ。
そんで気付け、まー。
こいつ絶対ワンコじゃねーし!
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