1280人が本棚に入れています
本棚に追加
/122ページ
そゆ事で今すぐ二人、手を取り合ってここから逃げ出そうぜ。
――って、あれ?
何だ?
どうして体が動かないんだ?
四つん這いのまま腕も足も首も動かせないぞ。かろうじて目だけは動くけど。
え、ちょっ、助け……
「そこまで言うならここは、まー本人に選んでもらおうよ」
「ああ、それが良いですね。フフ。勿論まー君は私と一緒に居たいですよね?」
「……まー、帰ろう」
「いや、俺様と居たいに決まってんだろ」
「風紀委員の部屋には美味しいお菓子がたくさん用意してあるからな? 遠慮はいらないぞ」
「「お菓子ならここにも一杯あるも~ん。それに風紀のは変な媚薬とか混じってるかも。委員長の助平」」
「あ、何? そぉゆぅ接待希望? オケオケ、俺にまかせて。まー君を天国に連れてったげるー」
「な……っ/// そ、そうなのか、まー!? チッ、だったら他の奴には絶対に負けねーぜ」
「え、何が……って、ひぁあっ! や、どこ触って、やあぁぁんッ」
.
最初のコメントを投稿しよう!