第1章

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 こういう状態になって初めてわかることがある。意外とあっさりなんだなって。動けなくなってからはいつも眠く、一日というか時間がわからなくなってしまった。あぁ、そうかってその時に気が付いた。宣告されなくてもわかってしまう。だからこそ、みんなにすまないな、と思う。 やりたいことは…大体やった気がする。 やりたかったことは、お金がないので無理なものばかりだから(苦笑)。 いままでを通して考えても、自分的にはよかったと思う。 時間がないときにいつもしない掃除をしたりするのと同じように、だからこうして文字を淡々と打っているわけで。 実際、先延ばしできる状態でもないので、そろそろ本題に移ろうと思う。 ごめんなさい。 先立つ不孝を許してください。って、自らの意思でというわけではないが、生きていたところであまり良さそうな展望もないので、謝って正解だと思う。両親より先にっていうのは、あまり見たくない光景があるのかもしれないが…。 ごめんなさい。 でも子供がいないのが、まだよかったのかな。嫁もまだなんとかできるだろう。うまく生きてほしいもの  そんなに会話が楽しいのか、いまきた連中は、突然の夕立のようだった。まぁ、注意されたらしかたないわな。遊んでいた時間が懐かしい。毎日暇で暇で。ホントに暇で暇でなにもしなかった時が、物凄くもったいない。こんなに尊いものだったのかと、なんでいまさら思わなければいけないのか。 悔しい。 それが悔しい。羨ましい。俺のS魂に火がついた。だったら、あいつらにも悔しがらせ 何日たったのだろう。前の文を読んでもあまり思い出せない。が、やりたいことはわかった。それが望みなら、それまでは頑張らないといけない。    これを見て思った。  見られなくてよかった。  実際のところ、物凄く恥ずかしい。    これは永久にあいつらには見せないので、このままお蔵入りにします。なので、心から書きます。  ありがとう。  大切にしていない時間は、沢山あってそれを幸福とは思えないし、これからも大切にしないと思うけど(笑)、  俺はまだまだ遊びたい。  というわけで、このつれづれした文章を終えますが、いづれ誰かがこれを読んだ時のために、最後に一つ質問します。  「もし、あなたが直面したら、最後になにをしたいですか?」
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