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「ごめんね。次から必ず迎えに行くね?」
ちょっとムスっとしてる御幸くんが可愛くて、ちょっと考えたけど御幸先輩だったらこうするかなと思って頭を撫でてみた。
「ちょ、な、何!?」
ビックリしたような御幸くんの声に俺は首を傾げた。
「先輩も言ってたけど、御幸くんは可愛いよね」
そう伝えると、視線を逸らし眉間にシワを寄せフンと鼻を鳴らした御幸くん。
でも、むこう向いていても分かるくらいに耳が真っ赤だ。
「変な事言ってないで、さっさと送ってください!!」
んーー、あんまり知らなかったけど御幸くんって恥ずかしがり屋さんだったんだー。
クスっと笑って先を行く御幸くんのあとを着いて歩いた。
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