0人が本棚に入れています
本棚に追加
☆☆☆
テラスがあって落ち着いた雰囲気のカフェの入り口に掲示黒板が置いてあり、可愛らしいポップな自体で“本日妹Day”と書かれている。
御幸くんはこっちだよと、そのカフェの裏口へ向かう通路へ入って行った。
表と違って反対側にビルがあって昼間でも日が当たらなそうな裏路地。今だって16時の夏場だと言うのに薄暗い。
うーん。確かに夜とかになると怖いかも。
「ありがとうございました」
律儀にぺこっと頭をさげる御幸くん。
「うん。頑張ってね!!帰りは20時だったよね?」
「うん。あこにはちゃんと言っとく」
御幸先輩もここでメイドで働いてんのかー。
ちょっと見てみたい。
「ちょっと、客として入ってきたら許さないから!!」
「え!?」
俺の心の声は筒抜け??
最初のコメントを投稿しよう!