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俺の好きな人は一つ上の御幸先輩。
綺麗で、勉強が出来て、優しい先輩が好きです。
その笑顔を俺に向けてもらえたら俺は…
「日向やめとけって!!俺たちには高嶺の花だって」
俺の仲間が止めようとしていたけど
それでも、もう決めた。
それで後悔しても悔いはない。
だからッ!!!
「御幸先輩!!」
掴んだ腕は華奢で白い肌。
でも、緊張しすぎて先輩の顔が見れない。
「あ、あの、俺…好きです!!!!」
あーーー、ついに言っちまった。
後悔はしない。
「………」
な、なんで無言??!
こ、これは玉砕ってやつか?
そう思った時だった。
「あーーー、あこならまだ中だけど?」
少し低めだが、年頃の男に比べると少し高めな声で返って来た声にバッと顔を上げる。
綺麗に顔が整っているが、少し雰囲気が違う少女?がいた。
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