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「さて、今日から僕がお前たちを調きょ……教育してやる。キティだ、よろしくな」
(((((((今とんでもない事言おうとした!?)))))))
(((((しかもキティってwwwwwwワロスwwwwww)))))
「今僕の名前で笑った奴、放課後じっくり話し合おうじゃないか。なぁ?」
ピシィッ!!
(((((ヒイィィッ!?)))))
……………皆さん、最近の教師はとても若くて、ゴスロリを着て、鞭を持ってるんですね
―――私立帝凰学園
―――今日はその始業式であり、入学式である
「このHRが終わり次第、講堂にて入学式を始める。一秒たりとも遅れるな。もし遅れたら……………」
お、遅れたら…?
「……………フッ」
先生はそのまま教室を出ていった
…………えっ?
えっ、何?遅れたらどうなるの?
怖いよ……
取り合えず、講堂に行こう
―――この私立帝凰学園は、日本最大にして、最高峰の教育機関
―――そして、この学園がある場所は…海の上である
―――元々あった無人島を改造し、今では東京都と神奈川県の3分の2程の面積を誇る
―――学園だけでは無く。もはや、日本第2の都市となっている。
―――しかし、この島では政治的な関わりを持っていない
はぁ、父さんから行ってこいって半強制的に入学したのが1年前
“半”強制的にとは、僕が前から興味持ってたけど、独り暮らしなんて出来ず、地元の高校に通うと決めていたためだ
はぁ、人生何が起こるか分からないもんだよね
1年の時は色々あったな~
その色々については、またの機会に
―――場所は講堂、入学式が始まろうとしている
…………ふぅ、今年こそ、今年こそは平和な学園生活を送ろう
「「「いや、絶対に無理だな(よ)(だよー)」」」
………はぁ~
溜め息をすると幸せが逃げると言うが、僕は幸せが逃げるから溜め息が出るんだと思うよ
―――何はともあれ、この私立帝凰学園の新たな年が始まるのであった
※OPは好きな曲で想像してください
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