9人が本棚に入れています
本棚に追加
†††††††††††††††
やれやれ
千年とは長いものじゃな
アヤツに死なず……不死の体にされてから千年か
妾をどれだけ待たせれば気がすむのやら
『待っててくれ。きっと、お前をまた見つけるから。今度は、俺から会いに行く。そして、またお前を_____』
はぁ、妾がこれだけ待っておるのに、罪深い男じゃ
―――そう言う“神”は幸せそうに、恋する乙女
あー、止めじゃ止めじゃ!
今日は寝よう
―――神が眠りにつこうとした、その時
「誰か……居るのか?」
―――その声は、神にとって
―――何よりも待ち望んでいた
―――嬉しくて、懐かしく、愛しい声
―――神の笑みは全ての人を魅了する妖艶な笑み。
―――ただし、それは狂気を含んでいた
最初のコメントを投稿しよう!