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「ふぅー、ようやく反省文も終わったことだし。次の仕事に移るか!」
「えー、もう?休まないの?」
「杏里、これは早く決めなきゃいけないことなんだ!そう、一年生から三人生徒会メンバーに選ぶことだ!」
冬馬は目をキラキラさせながら言う。
祥平に至ってはソファーで寝そべっている。
「で、誰を選ぶのよ?」
「先ずは三葉だ!成績もトップクラスだし、容姿も抜群だ!うん、決まりだな!」
「何かってに決めてんのよ!確かに三葉ちゃんは生徒会に向いてるかも知れないけど……本人の了承を得なきゃだめでしょ?」
杏里が三葉ちゃんと親しげに呼んでいるのは、冬馬と幼馴染みの杏里は何回も冬馬の家に遊びに行ったことがあり、その時に三葉とも仲良くなっていたからだ。
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