Phantom of my sweet

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やっぱりまた同じ事をさせるつもりだ。 もしかして碧さんは、こういったプレイを好む性癖の持ち主だったのだろうか。 はたまた酔っ払うとつい悪戯心が疼いて、無茶な命令をしたくなったりするのかもしれない。 『君の部屋の窓は、僕のいる長野の方を向いてるよね。 じゃ、窓枠に携帯を置いて。 きちんと君の可愛い姿が映るようにね』 こんな恥ずかしい事、二度とするものかと心に決めていた。 それなのに私は、二度目の命令を受け入れようとしている。
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