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無骨な手がやわやわと胸を弄び、私の呼吸を確かめながら、唇と舌でもって、弱い処を重点的に虐める。
ほどなくそれに飽きると、下へ下へと滑り落ち、悦びに溢れかえる蜜を舐め取り、飲み込み、さらに求めてくる。
ぷっくりと固く膨らんだ箇所は、私の最大の弱点。
どうすれば望み通りの反応が得られるかなんて、ゼロさんもとっくに知っている。
「……っふ…あぁ……っ!」
軽く吸われ、舌で押し潰される刺激に、押し殺していた声がついに漏れてしまった。
隣りのダイニングにいる碧さんに聞こえてしまったら、取り返しのつかない事態になる。
この復讐計画すら、破綻しかねない。
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