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嵐は、素行もあまりよくなくて、昔はかなり悪かったようだ。
鋭い目つきで、睨まれる。
「そんなの嵐に関係ないじゃない!あたしたち付き合ってるわけじゃないじゃない!」
「だから?だからなんだよ。俺はお前との関係切る気はねーからな!」
そう叫ぶとあたしに、無理やり激しくキスをする。
何度も何度も…。
ダメ、これ以上されると嵐のペースに巻き込まれてしまう。
阻止しなきゃ!身をよじって嵐から離れようとするけど、掴まれたままの手をぐっと強く握ってくる力にはなすすべもない。
「嵐、離してよ 。」
「とりあえずお前の家に行くから。」
そう言うと嵐は、手の力を緩めてくれた。
そして、あたしを抱き寄せキツく抱きしめた。
「お前は俺のもんだ。」
何言ってるの?不快に感じた。
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