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ふざけんな。心の中でそう呟きながら、煙草の煙を吐き出す。
怒りは治まらない。
もう一度北川君を見た。
彼は二本目の煙草に火をつけたところだった。
北川君を見てるだけで、あたしの心は何故か穏やかになるのを感じた。
チャイムが鳴り、休憩が終わる。
また、みんなワラワラと仕事に戻って行く。
北川君は?ロッカーに、スマホをしまうと作業に戻る彼。
今日はなんだか、眠たそう。
夕べ遅かったのかな?
大きな欠伸が、寝不足を物語ってる。
あたしも、頑張らなきゃ!
大きく伸びをして、あたしは作業に戻った。
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