命の玉

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命…それは全ての生命に一回きりしかないかけがえないもの… 俺もそう思っていた…あれを手に入れるまでは…………… 「大貴(ダイキ)!!起きなさい!!」 何故か俺は休日の朝に母親に起こされていた。 「日曜日だぜ…」 「いいからねご飯たべなさい!!」 「はいはい」 俺は三村 大貴(ミムラ ダイキ)、高校1年生なのだ。 俺が朝食をとっているとケータイが鳴ったのである。 最近はスマートフォンを持ってる友達が増えたが未だに俺はガラケーだった。 …俺の母さん買え変えるとかやたら厳しいからな…いい加減スマホに変えたいな… 「……ヤスか…」 この着信はヤスこと塾の友達のである遠藤 泰之(エンドウ ヤスユキ)であった。 「ヤス…何のよう?」 俺は眠さから不機嫌になっていたのだ。
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