1人が本棚に入れています
本棚に追加
/223ページ
「おう、ダイ午後遊べる?」
ヤスは人の不機嫌に気づいていないようだ…いつもこいつは物事について鈍感すぎる、案外モテるのに女の子の想いに気づいた試しがない…罪な男だよな…全く…
ちなみに俺は彼女はいません!!見てろよ全国のリア充どもよ…爆発させてやる。
俺はヤスへの呆れを抑えて答えたのである。
「いいよ」
『よし、13時に南公園な』
「ああ、わかった」
『他も呼んだから』
「わかった、きるよ」
『ああ、また後で』
「ああ」
俺は通話を切ると朝食に戻り食べたのだった。
約束の時間、公園にはもうみんな揃っていた。
「ダイ、遅ぇーぜ」
「わりぃーなヤス、家のトイレの順番待ちで…」
「なんだそりゃ…ゴミレベルにつまんねぇジョークだな…」
知ってる…俺もそう思ったから…また意味の分からないジョークを言ってしまったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!