命の玉

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「おう、ダイ午後遊べる?」 ヤスは人の不機嫌に気づいていないようだ…いつもこいつは物事について鈍感すぎる、案外モテるのに女の子の想いに気づいた試しがない…罪な男だよな…全く… ちなみに俺は彼女はいません!!見てろよ全国のリア充どもよ…爆発させてやる。 俺はヤスへの呆れを抑えて答えたのである。 「いいよ」 『よし、13時に南公園な』 「ああ、わかった」 『他も呼んだから』 「わかった、きるよ」 『ああ、また後で』 「ああ」 俺は通話を切ると朝食に戻り食べたのだった。 約束の時間、公園にはもうみんな揃っていた。 「ダイ、遅ぇーぜ」 「わりぃーなヤス、家のトイレの順番待ちで…」 「なんだそりゃ…ゴミレベルにつまんねぇジョークだな…」 知ってる…俺もそう思ったから…また意味の分からないジョークを言ってしまったのだ。
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