衝動

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「和花のも、こうなってるんだよ」 亨さんは私の耳に口を近づけそう呟いた。 その声によって、私の首筋から背中に掛けて『ゾクッ』とした。 亨さんは画面に顔を向けたまま、私の膝に手を置いた。 亨さんの顔は真剣そのもの。 だけど膝に置かれた手は、徐々に太ももに上がってくる。 膝に力が入る。 足を閉じる様に力がはいる。 「和花、力を抜いて」 前を向いたままの亨さんが私にそう言った。 膝の力を抜けば、脚は少し開かれる。 亨さんの手はスルスルと太ももに上り、一気に下着まで到達した。
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