一章

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「どうして、僕を連れていくんですか?」 「力を借りたいから。それだけだ」 「また、相馬警部に叱られます」 「無冠の流星が動いたんだよ。それでも、降りるか?」 無冠の流星と名前をだされては後には引けない。 無冠の流星は、桃磨を目の敵にしている殺人装飾人(殺人コーディネーター)で、罪状は殺人示唆だ。他人を唆して犯行を重ねる。 一説、シナリオライターとも言われる単独犯だということまでは公開されている。 しかしながら、証拠が少ないために検挙することが難しい。
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