中学最後の思い出

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少し時間が経って階段を上がってくる音が聞こえてきた。 その音はひとつじゃなかった。 何が来るのか。 お母さんとお父さんか? ガチャリと開くドア それと同時に 僕の心臓が止まる。 「大丈夫かい? 蛍くん。」 なんで。 「お友達にちゃんとお礼を行っておくのよ?? あなたをここまで 運んで来てくれたんだから。 じゃ、 お母さんは下にいるわね。」 閉まるドア。 光が閉ざされた。 僕はもう生きれない。
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