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卒業式が終わった。
僕はもうこの学校から解き放たれた。
この春からは女の子
のいない男子校に入学できる。
やっとこの恐怖から解放される。
頑張ってきてよかったな。
そんなことを思いながら
屋上で1人寝そべっていた。
どれぐらいたっただろうか。
僕は寝てしまっていたらしい。
屋上の扉が開く音で目が覚めた。
むくりと起き上がり
目をこすって扉の方をみた。
そこには、
笑っているようくんが立っていた。
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